オーダーメイドダンボール-1

国土交通省の資料によりますと、平成27年度(2015年度)の宅配便取り扱い個数は37億4500万個で、平成4年(1992年度)の11億8900万個と比べて、13年の間に3倍強の個数になっています。ゆうパック(日本郵便㈱)の実績が調査対象となった平成19年度(2007年度)の32億3200万個と比較しても約16%の伸びです。(※1)

これは、

『これまでと同様にインターネットを利用した各種通信販売サービスの需要拡大』(※2)

が要因の一つであることは察せられることです。今や一人で複数社の通信販売を同じ日に利用することはごく当たり前に起きていますし、私の母は宅配便のトラックが玄関前に着くと「他に何か買っていたかしら?」と言う始末です。

 

もし、需要が拡大しただけで供給が追い付かなかったらここまで伸びたでしょうか。

製造元からの納品に時間がかかっていたら?

購入者への発送に1週間ぐらいかかったままだったら?

通信販売は今ほどの魅力はなく、個数はこれほど伸びなかったかもしれません。

 

それらを改善できたのには道路や流通システムの整備もありますが、ダンボールの存在も大きいと思います。

37億4500万個という取り扱い個数になったのには、ありとあらゆる大きさ、商品にピッタリとあうダンボール箱があればこそです。ピッタリであれば箱の加工はもちろん、緩衝材だって不要、入れて封をするだけで発送できます。

 

以前からダンボール箱の表面に会社名などを印刷するオーダーはありましたが、今は箱からオーダーメイドダンボールができます。大きさは1ミリ単位から対応、使うダンボールの種類もオーダーできて、数日で納品が可能という企業もあります。小ロットからでもオーダーメイドダンボールができる場合もありますので、小規模でも出店できるインターネットビジネスでもオーダーメイドダンボールでオリジナルのパッケージを持つことができます。

ある大手通信販売会社の箱の種類は有名で、全種類揃えるコレクターがいるくらいです。それもオーダーメイドダンボールがあるからこそできるコレクションです。

 

※1・・「宅配便取扱個数の推移」(国土交通省 平成27年度宅配便取扱実績関係資料(PDF形式)より)

 

※2・・・国土交通省平成28年7月22日付 報道発表資料「平成27年度 宅配便取扱実績について」より

(http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000106.html)