今は「ダンボール」 ~ダンボールの今~

日本で板状のダンボールから四角いダンボール箱になって100年、今ダンボールはどうなっているのか、どのように変化してきたのか、ダンボールを取り巻くいろいろな視点から今のダンボールをみてみます。

 

現代のダンボールにはいろいろな厚みがあって、それぞれに記号(規格)があります。また、何層にも貼り合わせることによって厚みと強度をさらに増したダンボールの作成が可能になっています。

例えば、軽いお菓子用には薄い1枚のダンボール、ペットボトル用には厚い1枚のもの、冷蔵庫などの大型の家電製品の外箱には厚い2枚を貼り合わせたダンボール、といったように複数の規格によって組み合わせて使い分けることができ、資源を最小限に抑えることができます。

 

輸送する側から見てみましょう。

発送する際は何百、何千という莫大なダンボール箱がベルトの上を流れていきます。表面に「XX産キャベツ」と書いてあっても発送先は1か所とは限りません。

かつては出荷票を片手にドライバーと読み合わせをして発送。着いたら荷降ろし、納品を行い、納品書を片手に納品先と読み合わせをするということを行っていました。たいへん効率が悪く、コストがかかっていると思われるかもしれませんが、この光景はつい数年前までは当たり前でした。

今はダンボール箱の側面に印字されたバーコードを読み取り、ベルトの上を通過するだけで出荷票と瞬時に照合、トラックの荷台に順次積み込まれていきます。先方に到着しても同じようにベルトを通過して瞬時に照合、納品完了です。バーコードはダンボール箱に直接印字されているので、バーコードシールを貼る必要もありません。

 

輸送だけではありません。バーコードの情報を活用して倉庫や棚の書類保管管理を行っている事例もあります。どの棚にどの書類があるのかデータベース化でき、棚卸はバーコードを読み取るだけでデータベースとの照合ができます。

底が二重になって、梱包テープもいらない、持ち手も付いているという書類保管に適した仕様の組み立て用ダンボール箱があります。