ダンボールは楽ボール ~ダンボールのこれから~

何種類もの厚さがあるからそれで済むということはなく、同じように見えるダンボールにも研究開発、改良が進んでいます。

例えば強度を強めることで、中に入れるものが同じならば一段階薄い規格のダンボールで済むことができます。

その結果、使用する原材料が少なくて済みますし、より軽くなって運びやすくなり、より薄くなることで保管スペースも削減できることになります。輸送効率や燃費率の上昇にもつながり、ダンボール製造会社、輸送会社、小売会社それぞれにメリットが生まれます。

 

雨に濡れてしまったダンボールを見かけることがありますが、ダンボールには水に弱いという最大の弱点があります。リサイクルしやすいことでもあるのですが、今や「耐水ダンボール」が開発されていて、多少の雨でも中のものに影響が出ないようなダンボールが出てきています。もう水は弱点ではなくなっています。

もちろん、今までのダンボール同様にリサイクルできるように開発されているものばかりです。

 

研究開発はダンボールだけではありません。

スーパーなどで見かける季節の商品、例えば節分の豆、日焼け止めクリームなどを陳列する棚は、以前はプラスチック製品が主流でしが、今ではダンボール製がほとんどです。

ダンボールに使っても発色が良いインクが開発されてきれいな棚が作れるようになり、しかもダンボールはリサイクル素材、持ち運びにガサばらないのですから、当然の流れです。

また、ダンボール箱の底などにどうしても留め具が必要な場合でも、ステープルという金具の留め金を使わずに、簡単に外せる留め具を使用することでリサイクルがしやすいように配慮されています。

 

直接紙と関わりがないような研究分野だったとしても、ダンボール箱での運搬には向かないと思われていた品物にもダンボールのメリットが活かせるようになってきています。そして輸送や保管の不便性を軽減することにつながり、私たちのショッピングにもつながってきます。